この三連休に空港からクリーニング屋さんがハルピンに飛び立って行きました。
彼は入管に妻の在留許可を申請するに当たって二度妻に会ったという証拠を作るために行ったのです。
私は彼の結婚式の写真のチップを持っていたので、写真にして空港に持っていったのです。
彼は61歳妻は42歳、とても美人な女性です。
なぜこの女性が61歳の男性と結婚を了承したのか本当の理由は分りませんが、だれでも心の中まで覗き見る事はできません。
表面の現れた態度でクリーニング屋さんも女性も判断して単純に喜べば良いのではないかと思っています。
人間は中国人でも日本人でもそうです。
とにかく空港でアップルティを飲んでいろいろこれからの人生の予定を聞きました。退職金共済に掛けているお金が満期になったら妻にあげるなんて話をします。
61歳の春にこちらも温かくなりました。
「空港の出迎えはこちらが電話して確認しましたよ」
と言うと安心してゲートをくぐって行きました。